日本最大の砂場に行きましょう!
そうです、鳥取砂丘です!
ちなみに鳥取砂丘は砂漠ではありません。砂丘です。川から日本海に流れ出た砂が、海から吹き付ける風によって内陸へと運ばれ形成されました。
観光地として有名な鳥取砂丘ですが、せっかくなので誰もいないタイミングで訪れたいものです。
そういうわけで、今回は訪問する時間帯に早朝をチョイス。
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鳥取砂丘とご対面!
時刻は朝5時半。朝焼けで辺り一面オレンジ色に染まっています。
眠い目をこすりながら歩いていきましょう。
それにしてもすごい空。
絵画のようだ。
誰もおりません!
風の音、そして砂を踏みしめる音しか、この世界にはありません。 ビュウビュウ、ザクザク。
辺り一面 、ひたすら砂。砂しかありません。
ここは本当に日本でしょうか。遠い異国の地へ迷い込んでしまったかのようです。
風紋が表れているのが分かります。
風が作り上げる砂の模様です。これが見られるのは、足跡にかき消される前の早朝だけです。
それにしても、動物の足跡がけっこうあります。
ネットで調べると、熊も出たことがあるそうです。
砂丘で熊に遭遇。シュールすぎやしませんかね。
あの丘を越えていきましょう。
砂しかないのでスケール感がよく分かりませんが、なんと50メートル近い高さがあるようです。
”馬の背”という名前が付いているようです。由来は、見た目?
四方八方が砂です。
人生でこんなにも砂に囲まれたことってない気がしますよ。
馬の背に登ります。
待っていたのは海でした。日本海です。
眼下はどこまでも海。砂丘の頂で、風に吹かれながら、一人、立っています。
こんなん悦に浸りますやん!!
海からの風が砂を運び、このような砂丘を形成しました。悠久の時を感じます。
こんなとき、詩人なら気の利いた科白を地面に残したりするのでしょう。
ぼくは詩的才能ゼロなので、ただただ立ち尽くすことしかできません。南無。
陸側はこのよう。
ここをずっと歩いていきました。相変わらず距離感がよく分からないですね。
奥が馬の背。手前がオアシスです。
そうです、鳥取砂丘にも水があるのです。いつ遭難しても安心です。
十分に堪能しました。遭難しないうちに帰りましょう。
誰もいない砂丘を背に。
さて、
いきなり悲報ですが、早朝に訪れる場合、公共交通機関はありません!
私は前日の深夜のうちに車で訪れ、駐車場で車中泊しました。
車で早朝の訪問を狙うなら、鳥取砂丘パークサービスセンター内の市営の鳥取砂丘駐車場がおすすめです。駐車場脇の階段を上がると眼下はもう砂丘です。
深夜や早朝などは誰でも自由に停められる状態になっています。※日中帯は有料なのでご注意を。
ちなみに、夜間、設備はトイレと自販機のみ。コンビニ等はありません。
また、砂丘でのキャンプ的なことは禁止されています。
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