スウェーデンからバルト海を越え、エストニアを目指しましょう。
北欧からバルト三国へ。移動手段はフェリー。
ストックホルム~タリン間を移動します。それぞれ首都です。
地図で見るとこんな感じ。
途中、オーランド諸島(マリエハムン港)を経由します。
Tallink Siljaという船会社のフェリーに乗っていきます。
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旅の出発地、ストックホルムです。
落ち着いた雰囲気の漂う北欧を代表する都市です。街並みが本当にきれい。
さて、ターミナルにやって来ました。 Värtahamnen(ヴァルタハムネン)ターミナルです。
季節は1月下旬の真冬。雪がちらついています。
夕方に出発して、タリンには翌朝に到着します。夜のバルト海を渡ってゆくのです!
【参考:2018年6月25日~11月6日の時刻表】
ストックホルム(17:30発)⇒マリエハムン寄港(0:50着|1:00発)⇒タリン(10:15着)
※11月7日~12月31日はタリンに10:45着
地図はこちらです。
地下鉄の駅Gärdet metro stationから徒歩およそ10分。
ストックホルム中央駅そばのCityterminalenというバスターミナルから直通のバスも出ています(Värtahamnen行)。
ターミナルの詳しい案内はこちらをご覧ください。
ターミナルの出発前ロビー的なところです。
チェックインは出発予定時刻の30分前まで。
チェックインカウンターもしくは機械でのセルフチェックインが利用できます。
スウェーデン~エストニア間には、バルティック・クイーン号とヴィクトリアⅠ号の2種類の船があります。
今回は、ヴィクトリアⅠ号でタリンを目指します。写真のフェリーがそうです。立派!
部屋はこんな感じ。Bクラスの窓なしタイプのキャビンです。
(Bクラスはもっとも安い部屋です。料金は日本円で一万円台から。)
1~4人部屋です。(知らないスウェーデン人の兄ちゃんと一緒でした。)
部屋のランクはさまざまで、バルト海の絶景を臨むスイート等、もっと豪華なお部屋も勿論あります。
船内設備は充実しています。免税店やブティックではショッピングが楽しめるほか、ナイトクラブやディスコなどの娯楽空間もあります。
もちろん、レストランやパブ、バーなどの飲食店も完備! なんとサウナまであります。
はっきり言って、住めます。
左の写真は、隅っこにあったこじんまりとしたゲームコーナー。
出航前に甲板に出てみました。日は既に沈んでいました。
風が吹き抜け、めちゃくちゃ寒いです。
別のフェリーが停泊していました。同じ会社のフェリーです。
~
やがてヴィクトリアⅠ号は出航の時刻となり、静かに夜のバルト海へと繰り出していきました。
知らないスウェーデン人の兄ちゃんとの交流もそこそこに、前日諸事情でほとんど寝ていなかったぼくは、翌朝タリンに着くまで、Bデッキの決して広くはないベッドで爆睡したのでした。
~
おはようございます。写真は朝ごはんに食べたトルティーヤ(とコーヒー)。
これで63SEK(スウェーデン・クローナ)※日本円でおよそ800円(スウェーデンは物価が高いのです)。
無事にタリンに到着しました。ストックホルム同様に雪降りでした。
およそ17時間の、たいへん優雅な船旅でした。また乗りたいですね!
ちなみに着いたのはタリン Dターミナルです。地図を貼っておきます。
フェリーターミナルからタリンの旧市街地までは徒歩およそ20分。近いです!
せっかくなのでタリンの旧市街地の写真を一枚。歴史のあるとっても素敵な町です。
なお、ストックホルムからはヘルシンキ(フィンランド)やリガ(ラトビア)等さまざまな都市へフェリーが就航しています。
すべてシェンゲン協定に加盟している国(2018年現在)なので、煩雑な出入国手続きはなく、楽なもんです。
フェリーの予約は、こちら(Direct Ferriesのサイト)からできます(日本語可)。
皆さんも、北欧周辺をめぐる際は、あえてフェリーでバルト海に繰り出してみてはいかがでしょうか?
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