さて、網走での流氷観察に引き続き、今回も冬の北海道がテーマです。
旭川市にある旭山動物園の冬の風物詩といえば、”ペンギンの散歩”です。
その名のとおり、ペンギンたちが雪上をてくてく散歩する様子が見られるのです!
これがめちゃくちゃかわいい!
見ていただいたほうが早いでしょう!
これがペンギンの散歩です! 飼育員さんに付き添われ、列になって歩いていきます。
ペンギンさんを間近で。かわいいなぁ!
ちなみに、旭山動物園は1967年7月1日に開園。入場者数(約150万人/年)では国内3位を誇ります(1位は東京の上野動物園、2位は愛知の東山動植物園です)。
ペンギンの散歩が見られるのは、冬期開園時だけです。
2018年度は12月15日から3月中旬まで(積雪時のみ)。
ちっこいペンギンが特にかわいいですねぇ。先頭を陣取っているのがポイント高し。
ちなみに、一日のあいだに、午前11時と午後2時30分の計2回実施されています(3月は原則午前のみ)。
かわええなあ。これは午前11時(1回目)の散歩の様子です。
そしてこれが午後2時30分(2回目)の様子。
雪がちらついていました。観光客が取り囲む中、再びペンギンたちがゆきます。
2回目は、ちっこいのが先頭ではありませんでした。
ペンギンの散歩は、冬場のペンギンたちの運動不足解消のために始まったそうです。
今では旭山動物園のメインイベントの一つに。
歩いているペンギンは、キングペンギンという種類です。
インド洋・南西太平洋の島々に生息しています。オレンジ色の部分があるのが特徴。
海を割るモーセのごとく、キングペンギンがばく進します。
積雪で作られたホワイトカーペットを堂々と進んでいくペンギンたち。
約500メートルの距離を、30分程度かけて歩いていきます。
キングペンギンは、コウテイペンギンに次ぐ大型のペンギンです。
19世紀に南極大陸でコウテイペンギンが発見されるまでは、キングペンギンが最も大きなペンギンと考えられていました。
(そのような経緯で、既に存在していたキング(=王様)に対し、新たにコウテイ(=皇帝)と名付けられました。)
ちなみに、新世紀エヴァンゲリオンに出てくるペンペンは、新種の?温泉ペンギンということらしいです。
ほぼ写真集みたくなっていますが。
飼育員さんが後ろから微笑ましく見守る様子がなんか良いですね。
いやぁ、たいへん癒されました。ありがとう、ペンギンたち!そして飼育員の皆さん!
そして、もちろん、旭山動物園にはペンギン以外にもたくさんの動物たちがいます。
少し覗いてみましょう。
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キタキツネとエゾタヌキ。
どちらも北海道に生息します。かわいいですね!
シロテテナガザルとエゾヒグマです。
シロテテナガザルは、パルクールの名手。エゾヒグマは、日本に生息する陸上生物では最大です。
アムールトラはトラの中でも寒い地域に生息しますが、野生では約400頭しかおらず、絶滅の危機に瀕しています。
あみあみにもふもふが食い込みまくってますね。なんかおもしろい。
シマフクロウとフラミンゴ。
シマフクロウは北海道に生息し、国の天然記念物に指定されています。
フラミンゴ……このフラミンゴの種類は、何だろう??
手作りのPOPがとても素敵です。飼育員さんたちの愛情が伝わってきます。
ちなみに右はアザラシ(ゴマフアザラシ)です。モコでもロコでもありませんのであしからず。
ホッキョクグマです。のっそりと歩いていました。
ライラの冒険を思い出します。
シロフクロウとエゾフクロウです。
シロフクロウは北極圏に生息し、ほかのフクロウと違って日中に狩りを行います。ほぼ、雪と同化していますね。
エゾフクロウはその名のとおり北海道に生息しており、昼間はほとんど活動をしません。
かわいいポストがありました。ペンギンが下に降りられなくなっていますね。
さて、いかがでしたでしょうか。
ほとんどペンギンの写真を貼りたくるだけの記事になってしまいましたが。
旭山動物園、とても良いところでした。
何より、手作りPOP等、スタッフの方々の動物への愛情が感じられました。
大都市圏にないにも関わらず、多くの人たちが訪れる理由が分かる気がしました。
旭山動物園、おすすめです。寒いのが苦手という方は、(ペンギンの散歩こそ見られませんが)夏に!笑
【開園時間】
期間によって変わります。
夏期①(4月下旬~10月中旬):午前9時30分~午後5時15分(最終入園:午後4時00分)
夏期②(10月中旬~11月上旬)午前9時30分~午後4時30分(最終入園:午後4時00分)
冬期(11月中旬~4月上旬):午前10時30分~午後3時30分(最終入園:午後3時00分)
まれに夜間入場イベントをやっていることもあるようです。
休園日等、正確な情報は、旭山動物園の公式サイト「ホーム > 総合案内 > 開園期間・時間」をご確認ください。
【入園料】
大人(高校生以上):820円 小人(中学生以下):無料
なお、1年間有効なパスポートは1,020円です。2回以上訪問予定のある方は、こちらのほうがお得ですね。
また、旭川市内のホテル・旅館に宿泊した方を対象に、2日間有効な「おもてなし券」というお得なチケットも販売されているようです(820円)。
JR北海道からは、札幌から旭川までの往復特急券と旭山動物園の入園利用券・バス券がセットになった「旭山動物園きっぷ」が販売されています(特急券とバス券のみのきっぷもあり)。
詳しくは、旭山動物園の公式サイト「ホーム > 総合案内 > 入園料・券売所」で。
JR北海道のきっぷは、「HOME > 鉄道に関する情報 > おトクなきっぷ」から。
【アクセス】
旭川駅から路線バスで約40分。
旭川駅のりば⑥で41番または47番のバスに乗車してください(一部、42番もあり)。
料金は、片道:大人440円 小児220円。
旭川駅~旭山動物園間の時刻表はこちら ⇒ 旭川電気軌道のページ
※旭川空港からの直通バスもあり(一日2本運行。詳細は上記リンク先を参照のこと)。
※札幌発の観光バス等もあります。詳しくは、旭山動物園の公式サイト「ホーム > 総合案内 > アクセス」をご覧ください。
公式サイト ⇒ ホーム | 旭川市 旭山動物園
ちなみに、どうでもいいんですが、私は一時期、旭山動物園を旭川動物園だとずっと勘違いしていた時期がありました。。恥ずかしい。
正しくは、旭川市にある”旭山”動物園ですので、皆さんもお間違えなく……。
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