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【幻想的な冬の光景|美瑛】青い池のライトアップを見に行こう!

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網走の流氷旭山動物園のペンギンの散歩に引き続き、冬の北海道シリーズ第3弾です。

今回取り上げるのは、美瑛の青い池のライトアップです。

青い池は皆さんご存知でしょうか。

Macの壁紙にも採用され、訪れたことがなくても、その存在を知る人は多いでしょう。

水面が青く見える、たいへん幻想的な池です。

そんな青い池が冬期にはライトアップされるとのことで、行ってみました。

 

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青い池です。夜の雪道をドライブしてやって参りました。

しかし雪が降り積もっており、もはや池ではなくなっています。

どこからが水面なのか分かりませんね。

 

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ライトアップされています。時間とともに光が変化しています。

水こそ見えませんが、これはこれできれいかな~なんて思います。

 

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写真は、夏に訪れたときのものです。

本来はこんな感じです。まるで絵具を垂らしたかのような青さ。

 

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青い池は、実は偶発的に生まれました。

近くを流れる美瑛川に建設された複数ある堰堤のうちの一つに水が溜まり、それが青い池となりました。

そう、元々あったわけではないのです。

 

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堰堤のコンクリートブロックが完成したのは1989年末。

よって、青い池はまだ誕生から30年も経っていないということになります。

けっこう若いんですね。

 

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それにしても、なぜ青く見えるのか?(雪で水面は隠れており、写真の青はただのライトですが)

 

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一説によれば、水酸化アルミニウムを含む湧水が、美瑛川の水と混ざることによって、コロイド(のような状態)が生まれます。

コロイドの粒子により、水中に差し込んだ太陽の光が散乱し、青く見えると言われています(青い光は波長が短く、散乱されやすい)。

硫黄や石灰成分などにより、川底の石や岩が白くなっていることも、太陽光の散乱を助けているそうです。

 

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写真は、付近を流れる美瑛川に注ぎ込む白ひげの滝です(夏に訪れたときに撮影)。

美瑛川は、別名「ブルーリバー」とも呼ばれており、この滝が注ぎ込むあたりから、深い青が見られます。

白ひげの滝の水(元は湧水)に、水酸化アルミニウムが多量に含まれているためです。

 

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ちなみに冬はこんな感じになります。

夜は、青い池同様ライトアップされます。

 

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ここからはほとんど写真集状態になります。

 

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ちなみにめちゃくちゃ寒いです。

私は2月に訪れましたが、2月の美瑛といえば、真冬も真冬。

マイナス10℃を下回る日もあります。訪れる際は十分な防寒をお忘れなく!

 

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静寂の中を光が射します。

 

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まっさらな雪面。

 

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寒くなってきました。そろそろ帰りましょう。堪能できました。

 

いかがでしたでしょうか。

青い池本来の青さを楽しみたい方は、冬期以外に訪れることをおすすめします。5~6月が一番きれいに見えると言われているようです。

ちなみに、今回は青い池のみをピックアップしましたが、美瑛には他にも見所がたくさん! ⇒ 美瑛町観光協会の公式ホームページ

また、すぐ近くには白金温泉という温泉もあります。

旭川富良野とあわせて観光ルートを決めるのも楽しいですよ~(旭川の冬期の見所といえば、旭山動物園のペンギンの散歩!)

goo.gl

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【青い池:ライトアップ期間】

2018年度は、2018年11月1日~2019年4月30日まで。

11月~1月は午後4時45分から、2月は午後5時30分から、3月~4月は午後6時から開始。午後9時まで。

さまざまな照明パターンが用意されており、およそ10分で一周するようです。

 

【アクセス】

○JR美瑛駅から

JR美瑛駅から青い池までは、車でおよそ20分。ほぼ一本道です。道道966号線を進むと着きます。

公共交通機関の場合は、道北バスです(しかし、一日数本のみ)。

バス停「美瑛」で乗り、「白金青い池入口」で降りてください。およそ20分(大人片道540円)です。

※バス停「美瑛」は、美瑛駅前のロータリーではなく、ロータリー前の道の一番目の信号を左に曲がった右手、旭川信金の前にあります。ご注意ください。

個人的には、夜間の訪問の場合は、道北バスはおすすめしません。白金青い池入口から美瑛駅に帰る終バスの時刻が18時台のためです。可能なら車orタクシーが良いかと思います。

というか、道北バスで美瑛駅から青い池に行き、再び美瑛駅まで戻る場合、接続の時間は40分前後しかありません。一日の本数が少ないことから、一本見送ると2~3時間滞在せざるをえなくなります。バス停「白金青い池入口」から青い池までも徒歩で5~10分かかることを考えると、慌ただしくなること必至です。私は一度試したことがありますが、本当に一瞬の滞在でした。

 

旭川方面から

JR旭川駅から青い池までは、車でおよそ一時間。ほぼ一本道です。国道237号線を進むとJR美瑛駅に着きます。それから先は道道966号線です。

公共交通機関の場合は、①JRで美瑛駅まで行き、道北バスに乗り換える方法と、②道北バスで直接青い池まで行く方法の2つがあります。

※JR旭川駅からJR美瑛駅まで:およそ30分(540円)

道北バス「JR旭川駅」から「白金青い池入口」まで:およそ1時間20分(1,200円)

 

○札幌方面から

札幌市内から青い池までは下道でおよそ三時間。高速でおよそ2時間45分。あまり変わらないですね。高速の場合は、三笠ICで降りてください。

公共交通機関の場合は、札幌~旭川~美瑛というルートになります。

札幌駅から美瑛駅(JR):札幌駅~旭川駅は特急を使用し、およそ2時間半(乗車券3,240円、特急券自由席1,800円)

札幌~旭川間は、高速バスもあります。

 

○駐車場

2018年10月におよそ300台もの収容能力を持つ駐車場が新設されました。

雪道の運転にはくれぐれもご注意ください!

 

白金青い池 :: 一般社団法人 美瑛町観光協会もご覧ください。

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sekaiwotabi.hateblo.jp

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