北欧、スウェーデン(Sweden)。
首都ストックホルム(Stockholm)は、約75万人の人口を持つ、北欧最大の世界都市です。
歴史ある美しい町並みは、ジブリ映画「魔女の宅急便」のモデルと言われています!
今回は、そんな素敵なストックホルムを早朝にふらっと散歩しました。
取り上げるのは、主に旧市街”ガムラスタン(Gamla stan)”です。
それでは早速参りましょう!
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早朝のストックホルム
時刻は8時過ぎ。20分かそこら前に、日の出を迎えたばかり。
セーデルマルム(Södermalm)という地区のホステルからそそくさと抜けだし、お散歩へGo.
浅い雪が積もっています。見てのとおり、季節は冬。一月下旬です。
この時期、日照時間は約8時間と、かなり短め。
ストックホルムの冬の平均気温は-3~4℃で、日本でいうと札幌と同じくらいです。
ともかく、ストックホルムに新しい一日が訪れようとしています。
まだ夜の静寂の余韻が残る町並みをゆっくりと歩いていきます。
雪で薄化粧をした赤い車。
うっすらと氷の張った港に停泊する船舶。
素敵な建物だなぁ。
こんなところに下宿して大学とかに通ってみたいものです。
旧市街”ガムラスタン"を目指す
さて、目指すはストックホルムの旧市街”ガムラスタン(Gamla stan)”です。
対岸に見えている街並みがそれです。
確かに「魔女の宅急便」感がすごい。今にもキキが飛んできそう!
振り返ると、これまで歩いてきたセーデルマルム地区が見えました。
美しいなぁ。
鴨が集合していました。
「ストックホルムの鴨」
なんだか新進気鋭の作家が発表した小説のタイトルみたいだ。短編集かな。
リッダーホルム教会(Riddarholmen Church)です。
屋根には雪がうっすらと。
キキはここにも荷物を届けたのでしょうか。
尖塔がとても素敵です。
都市の始まりは13世紀
ストックホルムの歴史は13世紀に遡ります。
小さなスターズホルメン島(Stadsholmen)に砦として築かれたのが始まりでした。
都市は次第に近くの島々に拡大していき、やがて一帯がストックホルムという名前に落ち着きました。
都市の始まりとなった島は、スウェーデン語で”古い街”を意味する「ガムラスタン(Gamla stan)」と呼ばれるようになりました。
今、私が立っているのがまさにそうです。
この島はとても小さく、徒歩で一時間もあれば余裕で一周できるほど!
入り組む路地。
左の写真は、ガムラスタンで一番細い路地”モーテン・トローツィグ・グレン(Marten Trotzigs Grand)”。
その幅はわずかに約90cm!
まるで立山黒部アルペンルートの雪の大谷のように、両側にびっしりと立ち並ぶ建物。
「魔女の宅急便」そのものです(映画と比較するとマジでそっくりです)。
セブンイレブンがありました。
nanacoカード使えますか???????
日が昇ったばかり。まだまだ行き交う人も少ない時間帯です。
ひたすらに美しい町並み
素敵な町並みであることよ。ふらっと散歩しているだけでもとても楽しい。
もしガムラスタンに住んだら、早朝の散歩ないしランニングを日課としたい。
毎日が中世にタイムスリップ!
かわいいショーウィンドウ。
現存する建物の多くが17~18世紀頃に建てられたそうです。
ストックホルムは、18世紀以降、戦火に巻き込まれておらず、町並みが残っています。
どこを切り取っても画になります。
落ち着いた雰囲気だし、本当にめちゃくちゃ最高かよ。
ヨーロッパの旧市街の中でも、頭一つ出ていると思うなぁ。美しい。
ガムラスタンを代表する名所”ストールトルゲット広場(Stortorget)”です。
中世から続く歴史ある広場です。
色鮮やかな建物がとても素敵!屋根部分のデザインもおしゃれですな。
この美しい場所を、早朝のお散歩のいったんの区切りとします!
さて、今回はここまでです。
ストックホルムの紹介記事、続きはまた後日!
「魔女の宅急便」のキキを探しに、皆さんもぜひストックホルムを訪れてみてください!
まるで中世にタイムスリップしたかのような世界が待っています。
地図で見ると改めて小さな島だというのが分かると思います。
ちなみに冒頭で少し紹介したセーデルマルム島は、ガムラスタンのすぐ南の島です(ガムラスタンより全然でかい)。
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