津軽海峡。
その言葉の響きは、遥か彼方の北国を想起させます。
”上野発の夜行列車 おりた時から~”
浮かぶは、津軽海峡・冬景色の情景。
今回は、津軽海峡フェリーに乗って、函館から青森まで渡りました。
季節は冬……ではなく夏です!
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函館フェリーターミナルを出発
まずは函館市内から、函館フェリーターミナルに向かいます。
公共交通機関によるアクセス方法はいくつかありますが、次のルートを結ぶシャトルバスを利用しました。
ルート:JR函館駅⇔開港通り入口⇔ラビスタ函館ベイ⇔フェリーターミナル
■アクセス情報 ⇒ 函館フェリーターミナル|津軽海峡フェリー株式会社
函館フェリーターミナルです。
インターネットで予約済みのチケットを発券。
ここで、船内で飲むためのビール(サッポロクラシック)を買います(非常に重要です)。
斜めになっている不思議なデザインの建物。
ジャッキー・チェンがWHO AM I?のラストシーンで滑り降りたビルのようです。
当然、窓べりもこのようにめっちゃ斜め。
奥に見えるフェリーが、今回私が乗り込む船舶です。
手前にはハートのモニュメントが(なぜ?)。記念撮影できちゃいますね!
■函館フェリーターミナル住所:北海道函館市港町3丁目19番2号
船内に乗り込みましょう!
乗り込んだ船内から、函館の大地が見えます。
なお、津軽海峡フェリーには、2つの航路(函館~青森間と函館~大間間)があります。
今回は、函館~青森間の航路をチョイス。青森市へ向かいます。
フェリーターミナルも見えました。算数の教科書に登場するような形をしていますね。
写真がもやっとしているのは、窓ガラスの汚れのせいです。悪しからず。
隣に、大函丸が停泊していました。函館~大間間の航路を結ぶフェリーです。
函館~大間間の航路もいつか乗ってみたいなぁ。
甲板から、函館山を眺めます。
山頂からの夜景はあまりにも有名ですね!いくらか忘れましたが、何百万ドルとか言われていますね。
私がチケットを買ったビューシートです。
一人ひとりにリクライニングシートが用意されています。
進行方向を向いており、視界には海が広がります。
客室の種類は色々。スイートなんかもあるのですが、今回はお手頃なビューシートをチョイス(繁忙期価格片道4,030円。Web予約で1割引!)。
船内の様子。シャワールームなど、快適な船旅を手助けする設備が多くあります。
工業用のタンクも見えます。
函館港は、1859年に横浜港、長崎港とともに開かれた日本で最初の貿易港なんですね~。
いざ出航!津軽海峡を渡る3時間40分の船旅へ!
さて、そうこうしている間に、出航の時間がやってきました!
徐々に離れていく函館港。直角二等辺三角形の建物ともお別れです。
船が出航する瞬間ってなんか良いですよね。まさに旅の始まりという感じがして。
津軽海峡をゆっくり進んでいきます。
夏なので冬景色とはほど遠いですが、それでもどこか寂しげな雰囲気が漂っている気がします。
14時10分発~17時50分着、3時間40分の船旅です。
ビール(サッポロクラシック)を飲みながら、旅人気分でぼーっと海を眺めます。
ちなみに津軽海峡の中央部は日本の領海ではなく、公海です(驚きですよね!)。外国船舶の通航に利用されています。
さて、3時間40分の船旅も終わりが近づいてきました。
沈みそうな太陽の下、青森港にゆっくりと接近していきます。
青森フェリーターミナルに到着
青森フェリーターミナルに到着。
建物の外観は撮っていないのですが、三角形ではありませんでした(誰も気になっていない?)。
■青森フェリーターミナル住所:青森県青森市沖館2丁目12番1号
■アクセス情報 ⇒ 青森フェリーターミナル|津軽海峡フェリー株式会社
路線バスに乗ってJR青森駅前に到着しました。
日が暮れようとしています。
いや~、とても良い船旅でした。
おわりに
というわけで、津軽海峡を渡ってみました。とても快適な船旅でした。
新幹線では決して見えない景色が、フェリーからは見ることができます。
皆さんも、ぜひフェリーで函館~青森間を移動してみてください!
(今回は夏の移動でした。冬の津軽海峡も経験してみたいですなぁ。)
詳細の時刻表や運賃、ターミナル情報等は、次の公式サイトをご確認ください。(シーズンによっても変動します。)
■公式サイト ⇒ 津軽海峡フェリー株式会社|函館と青森、函館と大間をつなぎ、本州と北海道を最短ルートで結ぶフェリー
なお、青函フェリーも函館~青森間を航路で結んでいます。
■公式サイト ⇒ 青函フェリー | 函館(北海道)、青森(本州)間の快適なフェリー航路
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