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出雲大社で痛恨のミスをしてしまいました

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皆さんごきげんよう

緊急事態宣言直下の特定警戒都道府県からお送りいたします。

過去の旅行の写真を見ているとお出かけしたくなってきますが、収束まで我慢です。つらたんです。

さて、今回は2019年夏に島根県出雲大社を訪れたときの様子をお届けします。

出雲大社といえば、”縁結び”の神様で知られていますね。大きなしめ縄も見どころ。

神々の国と呼ばれる出雲の地

旧暦の10月は、八百万の神々が出雲に集まることから、一般的には神無月と呼ばれていますが、出雲地方では神在月と呼ばれているようです。なるほどね。 

出雲の旅といえば、私はシャーマンキングで木刀の竜と小山田まん太が男二人旅をしていたこを思い出しますよ(なにそれ?すみません。世代なんです……)。

前置きが長くなってしまいました。室内生活が続くと前置きが長くなるんですね!

ところで今回私は、出雲大社痛恨のミスをしています

どんなミスなのか?私のミス模様も併せてお楽しみください。Let’s go!

 

参道を行く!

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出雲大社の歴史は古く、日本最古の歴史書と言われる「古事記」にも登場します。

下り坂になっている参道を歩いて行きます。

一般的には上り坂が多く、このような下り坂は珍しいんだとか。

まるで舞浜駅からディズニーランドに向かう道のようですね。

 

 

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松の参道です。見事な松並木が続いています。

参道は中央と両側に分かれていますが、中央は神様の通り道とされてきました。

 

 

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私は人間なので、端っこの参道を行きます。

私は神だ!と思う方は真ん中をどうぞ。

とても風情のある光景ですねぇ。

 

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参道を歩き終えると、銅鳥居に到着します。

触れると金運がアップするとかしないとか??

境内に入っていきましょう。

 

大しめ縄とご対面!しかしここで痛恨のミス!

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鳥居をくぐるといよいよ拝殿(はいでん)とご対面!

元々は室町時代に造営されましたが、1953年に火事により焼失しました。

現在の拝殿は1959年に竣工したものです。

 

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大きなしめ縄は一見の価値あり!

うーん、これはすごい迫力!これを見るために出雲大社まで来たようなもんですよ。うんうん、、、

 

しかし実は、、、

出雲大社の見どころ「大注連縄(大しめ縄)」は、これではありません!神楽殿という隣の敷地にあります。

 

そう。これよりも凄いものがあるんです。 

私は、特に下調べもしないまま見て回ったせいで、目の前に現れたこの比較的大きなしめ縄で満足してしまい、まさか別の場所にもっと大きなしめ縄があるなんて思いもしませんでした!

なんという痛恨のミス!!

出雲から帰ったあとで気付きました。だが時すでに遅し!!

 

実際の大注連縄(大しめ縄)の様子 ⇒ 神楽殿 | 出雲大社

長さ約13m、重さ5.2tで日本最大級です。

数年ごとに交換が行われ、現在のしめ縄は2018年7月に一新されたものです。

……見たかった!!

 

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しかし当時の私は、そんな悲劇が起きているとはつゆ知らず、大しめ縄を見れたことに大いに満足し、境内を優雅に散策していたのでした。

「おい当時の自分!今すぐ引き返せ!!」

あー、やってられん。

 

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そんなこんなで、私はせっかく出雲大社に訪れたのにも関わらず、一番の見どころであるはずの大しめ縄を見逃してしまったのでした。クールポコがいたら確実に「な~に~?!やっちまったなぁ!!」って言われていることでしょう。

ネットで調べると、私と同じように勘違いする人がたまにいるようです。皆さんもお気を付けください!!一番最初に現れる大しめ縄に満足せず、隣の神楽殿を訪れてください!!

 

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神聖で禁制のエリア”御本殿”

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気を取り直して参りましょう。

これは八足門(やつあしもん)と呼ばれる門です。

人がいなくなったタイミングで写真をパシャリ。

この奥にあるのが御本殿と呼ばれる場所です(国宝)。

 

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御本殿への参拝は通常ここで行います。

ここから先は、出雲国造家が祭祀を担う禁制エリア

本殿内は、たとえ皇室の者でも入ることはできません。凄すぎますね。

現在の御本殿は1744年(延享元年)に再建されたものです。

 

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出雲大社の神紋(神社固有の紋)。素敵です。

 

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参拝前には、手と口を清めることを忘れずに!

なお一般の参拝では「二礼二拍手一礼」ですが、出雲大社では「二礼四拍手一礼」とされています。

 

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この先に広がるのは、誰も立ち入ることのできない空間。うーん、想像が膨らみますね。出雲のエリア51といったところでしょうか(違う)。

ちなみに現在の御本殿は、1744年に造営され、高さは約24mですが、出雲大社の社伝によると、太古の時代では、現在の4倍・約96mの高さがあったというから驚き。

当然、この説には大いに疑問が投げられ、長年研究が行われてきましたが、2000年に巨大な神殿の存在を裏付ける柱根が発掘されたそうです。

CGで描かれた当時のイメージ、マジでめっちゃでかすぎますよ。

 

痛恨のミスに気付かないままの帰路

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拝殿の全景を再び拝んでみましょう。

あのしめ縄は、一番でかいしめ縄じゃないんだよ~。本物は隣の敷地にあるんだよ~。まぁ、それでもけっこう大きいですし見どころの一つではあるんですがね!

 

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冒頭で触れたように"縁結び"の神様として知られる出雲大社ですが、これは単に男女の縁だけでなく、人々を取り巻くあらゆる繋がりの縁を結ぶことを示しているのだそうです。公式サイトによると。

 

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左:金の玉が波の上に載っている様子

右:ムスビの御神像

この二つが向き合うように配置されています。金の玉は魂を意味しており、ムスビの御神像が魂を頂く場面を表現しているんだとか。

 

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出雲大社の前には飲食店やお土産屋さんが軒を連ねます。

 

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風情のある感じが良いですね!

 

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出雲そばをいただきます。これは割子蕎麦です。

三段重ねとなっている上から順に食べていき、食べ終わった汁は次の段にかけていくのだそうです(色々な食べ方があるそうですが、私の入ったお店のおばちゃんにはこう教わりました)。

うまかったです!

 

おわりに

さて、いかがでしたでしょうか。

一番の見どころである「大しめ縄」を見逃すという痛恨のミスはありましたが、出雲大社は良いところでした!

またいつか必ずリトライします。

皆さんも出雲大社を訪れる際は私のような愚行を犯すことのないようにご注意ください!

 

■住所:〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195

Webサイト ⇒ 出雲大社

出雲大社周辺には無料の駐車場が複数あります。事前に要チェック!

 

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