皆さんごきげんよう。
今回は東京・浅草に現存する日本最古の地下街を訪れました。
その名も「浅草地下商店街」です。
100m余りの地下街ですが、そこにはレトロでディープすぎる世界が広がっていました。
ちょっと覗いてみましょう。
現存する日本最古の地下街「浅草地下商店街」へ
多くの観光客が行き交う浅草の吾妻橋交差点。
そんな賑やかな世界の下に、70年近い歴史を持つ地下街が広がっているなんて想像できるでしょうか。
1955年開業の「浅草地下商店街」です。
なんとも魅惑的なオーラを発する入口から地下に潜っていきましょうか。
「味の名店、便利な店、早朝営業」はキャッチコピー?
マスコットキャラクターのちか男くん、シュールすぎませんかね!
ちか男くんが商店街のお店の紹介してくれています。
「浅草地下商店街」が正式名称との認識だったんですが、この看板には「浅草地下商店会」と書かれていました。
商店会的な団体みたいなことなんでしょうか。
ただそれにしてもエポスカードATMがその一員っていうのも変な気がしますが。
まぁ細かいことは気にせずワカチコで、早速ディープな地下街へ。
ちなみに振り返って見上げるとこのよう。
階段を降りると地下街の始まりです。
ディープな雰囲気がむんむん。
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昭和ノスタルジックへ
こちらのカット専門店。
以前は700円だったようです。値上げしたんですね。
よく見ると"8"に上書きされているのが分かります。雑な感じが良き。
アダルトDVDが売られていました。掘り出し物があるかもしれませんねぇ。
ここだけ昭和の空気がまだ残っています。平成を飛び越えて。
地上の近代化が進む一方、地下には当時と変わらない世界が広がっていました。
ノスタルジックという一言で済ませるのはもったいない、この空気感。
刺さる人にはどストライクでしょう。私もです。平成生まれですが。。
いいですねぇ。
しかし誰もいませんねぇ。
天井がごちゃごちゃしてるのも好きですよ。
色々と気になるお店はあるんですが、訪れたタイミングが緊急事態宣言の真っ只中ということもあり、軒並み閉まっていました。無念。
地下鉄銀座線と繋がっていました。
向こう側の近代空間がやけに眩しく見えるのは気のせいでしょうか。
座り込みや寝込みを禁ずる張り紙。
おしゃれな雰囲気のお店がありましたがCLOSEDでした。
色合い的にオリオンビールかと思いきやアサヒビールの提灯でした。
いい味出してます。
レトロ通りをメトロで乗り降り?
入ったときと別の出入り口から地上に出てみましょう。
レトロとメトロで韻を踏んでいるようです。
「明るい、あたたかい、ともだち感覚」って、最初に見たものとまた違うフレーズですね。
ともだち感覚っていうのはどういうことなんでしょうか。
まぁ細かいことは気にせずワカチコ。
コロナが落ち着いたら浅草地下街で飲み屋はしごとかしてみたいですねぇ。
狭い階段の踊り場的一画に理容室がありました。
こういうところに通いたい。
浅草新仲見世商店街に出ました。
過去に繋がる地下への入口っていう感じがして、良きですねぇ。
それにしても、こっちには、ちか男くん居ないんですね。
吾妻橋交差点に戻ってきました。
地下街の世界観とのギャップが凄い。一気に現実に引き戻された感じです。
昭和へのゲートは今日も開いています。いつでもお気軽に。ともだち感覚で。
おわりに
さて、いかがでしたでしょうか。
私が訪れたときは緊急事態宣言下ということもあってか、閉まっているお店が多かったので、活気がある姿も見てみたいですね。
雰囲気めちゃ良かったです。
こういった古くて歴史のあるものは、いつ失われてしまうか分かりません。
興味のある方は、現存するうちに、ぜひ訪れてみてください。
■住所:〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目1−1
ちか男くんが目印です。浅草新仲見世商店街側からも入れます。
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