”鬼の洗濯板”
そう呼ばれる奇妙な景色が、宮崎にあるそうです。
……鬼の洗濯板!!
なんというネーミングでしょう。
いったいどんなものなのか。
というか、鬼もきちんと洗濯をするのですね!
南国感のあふれる海岸線を走ります。
ここは日南海岸。ドライブに最適な日南フェニックスロードが続きます。
視界が開け、このような景色が飛び込んできました。
なんだか不思議な地形が海岸に広がっていますね。
そうです、ここが鬼の洗濯板と呼ばれる宮崎の奇景です!
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地図を貼りましょう。
宮崎市内から車で南方におよそ40分です。海沿いを走っていると着きます。
こちらは道の駅フェニックス。
展望台があり、宮崎の海を一望することができます。
さて、海岸まで歩いていきましょう。
洗濯板を近くで見物です。
数百万年前の地層が傾きながら隆起し、波の浸食によって柔らかい部分だけが削り取られ、このような奇妙な地形になりました。
正式名称「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」として、国の天然記念物に登録されています。
ギザギザの波状岩がどこまでも続きます。
なるほど、これは確かに洗濯板としても活用できそうですねぇ、鬼なら。
近くで見るとこんな感じです。
凹凸感が際立っています。
ちなみに、このような地形は、地学用語で”波食棚”と呼ばれるようです。
この不思議な地形はおよそ8kmほど続いています。
なお、満潮時には海面下に隠れてしまいますので、訪れるタイミングにはご注意ください。
さて、写真右手は青島です。
青島でも洗濯板が見られます。
今回は時間の都合で訪問をパスしてしまいましたので、詳しい写真はなしです!アーメン!
皆さんも宮崎観光の一つにぜひ鬼の洗濯板を組み込んでみてください!
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