そうだ京都、行こう。
……
そうです、今回は、既に語り尽されたであろう京都の超定番観光地をあえて取り上げています。はっきり言って、今更感がもの凄いと思います!さらに驚くことに、なんと情報量も多くありません!他のあらゆるサイトの下位互換的な記事になること必至でございます。
しかし、私はそれでもあえて今回の記事を世に出そうと思います。
なぜか?
”せっかく訪れたのに取り上げないのはもったいないから”です!
こうなってくるともうただの自己満足です!
もしよろしければ、少しの間、自己満足的記事にお付き合いくださいませ。。
ずいぶんと悲観的な前置きになってしまいました。それでは、早速参りましょう!
スポンサーリンク
まずは銀閣寺から。
銀閣寺の正式名称は、東山慈照寺(ひがしやまじしょうじ)です。
室町幕府8代将軍・足利義政が1482年(文明14年)に開きました。
東山文化を代表する建築・庭園であり、1994年に「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されました。
金閣に金箔が張られているのに対し、銀閣には銀箔は張られていません。また、過去に張られていたこともありません。
外壁には、黒漆が塗られています。「当初は銀箔を張る予定だったが、幕府の財政難により叶わなかった」との説もありますが、事実は不明です。
砂盛りです。奥に盛られているのが、向月台(こうげつだい)、手前から波状に広がるのが、銀沙灘(ぎんしゃだん)です。どちらも近世以降に整備されました。
東求堂(とうぐどう)です。銀閣と共に、当時から残る貴重な建築です。
1486年(文明18年)に建立されました。現存する最古の書院造と言われています。
阿弥陀如来立像が安置されています。
東求堂を、庭園越しに。
洗月泉(せんげつせん)です。
月を洗う泉。水面のさざ波が、水面に映る月を洗う様子から来ているとか。詩的ですね~。
展望台より京都市内方面を。
左手奥に見えるのは、吉田山。一番背後に位置するのは、愛宕山(京都市内の向こう側)です。
びっしりと生える青々とした苔が、はっとするくらいきれいでした。
君が代を連想しました。
続いては金閣寺です。
銀閣寺よりも圧倒的に外国人観光客の数が多かったです。
やはり見た目のインパクトでしょうか。
鏡のような水面に、金閣寺と空が映り込んでいます。とてもきれいです。
金閣寺は、室町幕府3代将軍・足利義満が1397年(応永4年)に開きました。
北山文化を代表する建築でしたが、1950年、放火により焼失。1955年に再建されます。
近くから見上げます。金ぴかです。
ちなみに、義満がなぜ金閣に金箔を張ったのか、理由は分かっていません。
権威を示すためではないかと言われていますが、史料は何も残っておらず、真実は不明です。
夕佳亭(せっかてい)です。数寄屋造りの茶室です。
明治初期に焼失し、現在の建物は1874年(明治7年)に再建されました。
お茶スペース。個人的にはお茶よりもお酒が飲みたいですな。はっはっは。
多国籍おみくじがありました。
英語のおみくじを試しに引いてみたところ、「Very Good(=大吉)」でした。
説明文には「Not Bad(=悪くないね)」とか書かれていました。
うーん、何なんでしょうか……。
定番ではありますが、やはり良いですね。何度でも訪れたいです。
それにしても、金閣寺の放火は本当に悲しいですね。
不可抗力的な自然災害ならともなく、人為的な放火で歴史的価値のあるものが失われてしまうのは、実にやるせないです。はぁ。
交通機関:市バス「銀閣寺通」下車徒歩およそ10分、「銀閣寺前」下車徒歩およそ5分
参拝料金:大人(高校生以上) ⇒ 400円、小・中学生 ⇒ 300円
参拝時間:8:30~17:00(3~11月)、9:00~16:30(12月~2月) ※年中無休
交通機関:市バス「金閣寺道」下車徒歩およそ3分、「金閣寺前」下車すぐ
参拝料金:大人(高校生以上) ⇒ 500円、小・中学生 ⇒ 300円
参拝時間:9:00~17:00 ※年中無休
乗り換えなしで移動することができます。
102系統 ⇒ およそ26分、204系統 ⇒ およそ39分。運賃は230円です。
※「銀閣寺道」~「河原町今出川」~「金閣寺前」のバスルート等もありますが、途中乗り換えが必要であり、時間もお金も余計にかかる(およそ45分、460円)ため、おすすめはしません。
とはいえ、金閣寺は西に、銀閣寺は東に位置しており、両者はけっこう離れているため、時間に制約がないのであれば、それぞれのエリア毎にプランを立てて回るのが良いかと思います。京都観光はいかに効率良く回るかが鍵ですからね。
スポンサーリンク
【京都をお散歩:こちらもあわせてどうぞ!↓】