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【2023年9月最新】サウジアラビアの観光ビザ取得方法から実際の入国まで

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皆さんごきげんよう

長らくの間、サウジアラビアでは、ビジネスやイスラム教徒としての巡礼以外では、外国人の入国が原則禁止されてきました。

しかし近年になって観光ビザが解禁され、現在は非ムスリムでも入国が可能になっています。

どうやら非ムスリムはご法度のはずの聖地の一部も、立ち入りが緩和されている(?)とか…。

というわけで実際に行ってみました。

この記事では、サウジアラビア入国のための観光ビザの申請方法から、実際の入国までを記述しています。

 

 

【事前準備】e-Visaの申請 ※画面キャプチャ付き

サウジアラビア入国のために観光ビザを取得しましょう。

サウジアラビア公式観光サイト(The official tourism website of Saudi Arabia)から手順に沿って申請します。

Saudi eVisa | The Official website for Tourist Visa to Saudi Arabia

基本的には、聞かれたことに対して素直に空欄を埋めていくだけです。

 

こちらがトップページ。「APPLY NOW」から申請を開始します。

言語は英語が中国語のみ。

 

まずはeVisaのアカウントを作ります。

 

アカウント作成後、ビザ申請へ。

今回は個人での申請のパターン(APPLY FOR INDIVIDUAL)を見ていきましょう。

 

First Stepでは、個人情報を入力します。

Are you  applying on behalf of someone else? ⇒ 代理人の場合はYES代理人でない場合(自分で申し込む場合)はNOを選択します(大半はNOだと思います)。

アップロードした写真がVISAの写真に使われます。スマホで自撮りした写真でもいけます。サイズ、容量に制限があるので、うまくトリミング等しましょう。

Fathe Name or Middle Nameは空欄で問題ありません。

なおStep毎に10分の制限時間がありますので、注意してください(次のStepに移ると再び10分にリセットされます)。

 

City of Birthは、パスポートの本籍地と異なっていても構いません。

Professionですが、私はOffice Workerと入力しました(迷ったらこれでいいと思います)。

 

Zip Codeは空欄でもOKです。

Addressですが、ハイフン(-)の入力ができなかったので、丁目・番地をつなぐ部分は、半角空欄で入力しました(それで問題なかったです)。

 

次のStepではパスポート情報などを入力します。

Expected Date of Arrivalでは入国する日付を、Expected Date of Departureでは出国する日付を選択します。

ここで選択した日付がビザの有効期限になるわけではありません。ビザの有効期限は、ビザの申請が受理された日から一年間です。

なので、選択した日付に必ず入国・出国しなくてはいけないことはありません。私は出国日を決めていなかったので、適当に入力しました。実際、全く別の日に出国しましたが、問題なかったです。

 

Communication Preferenceでは、eVisaのアカウントに登録した以外のメールアドレスや電話番号でビザを受け取りたい場合のみ、必要な情報を入力します。

特になければ両方ともNOでOKです。

 

Residence Address in Saudi Arabiaでは、サウジアラビアでの滞在先を入力します。

知人・親族宅の場合は「RESIDENTAL OR RELATIVE」を、ホテルなどの宿泊施設の場合は「COMMERCIAL ACCOMMODATION」を選択します(多くの方は後者になると思います)。

 

COMMERCIAL ACCOMMODATION」の入力では、滞在先のホテルが地図上で選択できるようになっています。

電話番号とメールアドレスは空欄でも進めます。

おそらくですが、ちゃんと予約されているかの確認はされない(実際の入国のときもされなかった)ので、まだ予約されていない方は、適当なホテルを選択しても問題ないと思います(たぶん)。

 

続いては保険の選択です。

 

選択といっても「絶対これに入ってね」という感じなので、言われた通り✓するだけです。

観光目的での入国の場合は、加入必須となっている模様です。

 

諸々の規約読んでねパート。

 

支払いの前に、最終確認のページがあります。

誤った入力があれば、戻って訂正しましょう。

 

費用は534.98SAR(約21,000円)。先ほどの保険代も含まれています。

いいお値段ですね。

支払い方法はVISAを中心に複数あります。デビットカードも使えました。

 


キャプチャとしてはここまでです。

トリッキーな質問はないので、すんなり申請できると思います。

eVisaのアカウントにログインすることで、申請ステータスの確認が可能ですが、ステータスを確認するまでもなく、数分後には発行完了し、メールで電子ビザのPDFが送られてきました。

めちゃくちゃ爆速で発行されたので笑いました。

 

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サウジアラビアへの入国

私は旅程的に「アラブ首長国連邦アブダビサウジアラビアメディナ」というルートでサウジアラビアに入国しました。

(空港的には「アブダビ国際空港 ⇒ プリンス・モハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港」です。)

飛行機は、ハンガリーの格安航空会社”Wizz Air”を利用しました。

アブダビ国際空港でのチェックイン時に、ビザを持っているかと聞かれたので、スマホでビザのpdfファイルを見せました。

それ以外、サウジアラビア入国に関する質問の類は一切ナシ

ムスリムかどうかの質問なし。帰りの航空券の確認なし。)

変に引っかかることもなく、余裕のチェックインでした。

またアラブ首長国連邦からの出国審査も同様に、まったく問題なく終わりました。

ネットで検索すると、「サウジアラビアへの観光目的での入国の際は保険の加入が必須」という情報も出てきますが、この点については、ビザを申請した時点で保険が含まれている(保険代を支払っている)ので、改めて何か別の保険に入る必要はないものと思われます。

私も特に海外旅行保険などは入っていませんでした。

 

イスラム教の聖地の一つであるメディナ行きの便ということもあり、ムスリムの衣装をまとった人たちが多かったです。

ちなみにメディナですが、長らくムスリム教徒以外は立ち入ることができない神聖な場所だったのが、現在は非ムスリムにも開放されているそうです(ただ実際のところはよく分からない…。それを確かめるためにメディナに行きます)。

 

飛行機から外を眺める。アブダビからメディナまで。

ルート的にはアラビア半島を横断する感じです。

 

約3時間のフライトを終え、無事にプリンス・モハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港に到着。

Welcome to Madinah

歓迎されました。描かれているのは、聖地である預言者のモスクですね。

 


さて気になるサウジアラビアの入国審査ですが、ほぼスルーに近かったです。

パスポート&ビザを提示ビザはスマホの画面でPDFを見せました)して、名前とか基本的なことを聞かれたくらいで、あとは指紋登録をしておしまい。

数年前まで外国人は原則入国禁止としていた国とは思えないほどスムーズでした。

帰りの航空券を取っていなくても入れます。

というわけで無事にサウジアラビア入国完了!!

 

荷物を受け取る場所の様子。

このあと荷物のX線検査がありましたが、ポケットにスマホを入れたまま通過できてしまいました。

入国審査といい、全体的にざるでした。(良いのか?)

 

おわりに

さて、いかがでしたでしょうか。

今回はサウジアラビア観光ビザ取得から実際の入国までの様子をお届けしました。

ビザの取得が必要とはいえ、手続き的にはけっこう簡単です。

入国のハードルが下がっているサウジアラビア。皆さんもぜひ訪れてみてください。

※Wizz Airの搭乗記、サウジアラビア観光の模様は改めて記事にします!

 

from アブダビ to メディナ

(訪問:2023年5月)

※ビザの情報は変わっている可能性があります。本記事の内容は2023年9月時点のものです。

 

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