皆さんごきげんよう。
観光ビザが解禁され、非ムスリムでも入国が可能になったサウジアラビア。
しかしこのメディナという街、ネットで調べると、非ムスリムは街に入れない、ホテルにも泊まれない的な情報が散見されます。
ただそんな非ムスリムはご法度であるはずの聖地も、現在は立ち入りが緩和されている(?)とか…。
というわけで実際に行ってみました。
Medina, Saudi Arabia
ちなみに、、、(以下、関連記事の紹介です。)
また今回アブダビからメディナに飛びましたが、もしよろしければアブダビ国際空港での空港泊記や格安航空Wizz Airの搭乗記も併せてご覧ください!
【タクシー運転手と揉める】空港からメディナ市内へ
メディナにあるプリンス・モハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港の様子です。
こちらから入国いたしました。
広々としていて解放感があります。あと天井がおしゃれ。
マクドナルドもありました。
ムスリム向けのメニューになっているのかな?(確かめてないので適当なコメントです!)
写真を撮っていたら、空港職員な人がやってきて、怒られるのかな?と思いきや、俺も撮ってくれ!だって。
お茶目かよ!
SIMカードを調達。stcという会社のもの。
一番安い4GBのプラン(確か30日間)にしました。それでも74.75SAR(約3,000円弱)しましたが…。
他にも2社ほどありましたが、料金帯は同じ感じでした。
空港外観。
よくある空港という感じですが、屋根にイスラム建築みを感じますね。素敵。
敷地内にモスクがありました。さすがイスラム教の国。
街中まで送っていくよ!と、ずっと付いてきた青年。
大学で歴史を勉強しているらしい。
悪い奴じゃなさそうだったし、なんか面白そうだからまぁいっか~と思って、彼の車で街に向かうことにしたが、空港を出るや否や、街とは反対方向の道を爆走し始めた。
青年は真顔。
あれ、これひょっとしてやばい…?と思っていると、車はぐるっと回って空港に逆戻り。
???
事態が呑み込めずにいると、どうやら街に向かう道への合流ポイント付近で、警察が白タクの検問をしているのを発見し、それでぐるっと回って空港に引き返したというわけらしい。
「バレたら罰金めっちゃ取られる」だって。
その後再トライするも、警察は一向にいなくならず、最終的に諦めたようで、元いた場所で降ろされた。
なんだったんだ。
結局、空港に待機中の普通のタクシーに乗りました。
空港からメディナ市内への移動中は、ずっとこんな感じの景色でした。
ただ普通のタクシーに乗ったはいいものの、降りるときに少々トラブルが発生(またかよ)。
メーターに59.50SARと表示されていたので、100SAR札を渡すも、お釣りをくれない。
聞くと、空港から市内に向かう場合は100SARで固定だと言う。
いやそんなこと聞いてないし、車内のどこにも書いてない。そもそもじゃあなぜメーターを回している?メーターには59.50SARと表示されているじゃないか。
食い下がるも、「俺に言われても困る、そういうルールなんだ、文句があるならタクシー会社に言ってくれ」と。
それでも私が喚いていると、なぜか10SARだけ返してくれた。
いや10SARって何だよ、普通にお釣りを返せよ、とそれでも文句を言い続けていると、タクシー運転手もイラついてきたらしく、「じゃあ警察呼ぶか?この100SARはタクシー会社に入るお金だ。さっきお前に渡した10SARは俺のポケットマネーだ。俺は警察呼んでも全然いいんだぞ」と強気な態度に。
そこで私は折れ、タクシーを降りた。面倒事はごめんだ。
最終的に90SAR(約3,600円)支払った計算になる。
メーター表示額よりも30.50SAR(約1,200円)高い。
ただこの件の真相はよく分からないまま。本当に空港~市内は100SARの固定料金なのかもしれない。だったら悪いことしたな…。でもメーター回ってたし。まぁ考えても分からないっすね。
タクシーで降ろされた場所。
鳩がめっちゃいた。
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【イスラム教第2の聖地】預言者のモスクへ
この辺りのビルはほぼホテルです。
観光ではなく巡礼としての需要があるっぽいです。
わりと高級めのホテルが多い?
こちらはダー アル ヒジラ インターコンチネンタル(InterContinental: Dar Al Hijra IC Madinah)です。
Google Mapで見ると、1泊5万円~という感じ。いいお値段ですね~
突き当りにあるのが預言者のモスク。
イスラム教にとって重要な意味を持つ場所であり、メッカに次ぐ第2の聖地です。
みんな同じ場所を目指して歩いている様子。
インスタ映えスポット的なものがありました。
誰も写真撮ってなかったけど。
また枠が出現。
くぐってみたかったけど、万が一にも宗教的意味を持つ何かしらだったら嫌なので、やめておきました!!
大勢のムスリム教徒が行き交っています。
これから預言者のモスクに向かう人。礼拝を終えて預言者のモスクを後にする人。
非ムスリムかつ日本人のワイは完全に浮いているようで、けっこう視線を感じます。
でもフレンドリーな雰囲気です。声をかけられたり、手を振って挨拶されたり。
しかし暑い。
イスラム衣装を身に纏った人たちがゾロゾロ歩いている様子は、けっこう圧巻です。
この場所が聖地であることを改めて感じます。
預言者のモスクに到着。
日差しを防ぐための傘は、まるで何かの巨大生物が羽を広げているよう。
けっこう涼しい。
入口に座っていた警備員的なおじさんに、入っていい?カメラもいい?って聞いたら、いいよ!って言ってくれたので、内部へ。
モスクって座ってのんびりできるから好きなんですよね。
それにしても美しいなぁ。
預言者のモスクについては、改めて別の記事でご紹介します。
【ホテルはどこ?】メディナ市内を歩く
預言者のモスク周辺は宿泊施設が多い。
…というかほぼホテルしかないです。
元々は非ムスリムご法度の土地なので、観光用というよりは巡礼用ですね。
左はPullman Zamzam Madinaというホテルで、右はMadinah Manazeli Hotelというホテルみたいです。
ドミトリー形式のホステルみたいな宿泊施設は基本的にありません。
裏道の様子。
外壁にちょこちょこっとくっ付いているのは、伝統的な飾り窓。
預言者のモスクから南下するように延びる道。
メディナ市街地のメインロードの一つ(たぶん)。
クソ暑いです。ホテルまで歩く。
また別のモスク(Bilal Ibn Rabah Mosque)がありました。
駐車場なんだか道なんだか分からないところを歩いていきます。
道路的なものが建設途中になっている感じがする!
そして鳩が多い。
Google Mapが教えてくれたルートが絶賛工事中で通れなかったので、迂回。
合ってるのかどうかよく分からない謎の道を進みます。
旅をしていると陥りがちな、どこやねんここ状態。
先ほどまで居た預言者のモスクからは距離にして1kmも離れていないはずなのに、なんだか僻地感がすごいぞ。
TOYOTAに限らず日本製の車を見つけると、なぜかほっとする説。
私は大いにあると思います。特に田舎であればあるほど。
工事中のエリアが多くて、Google Mapが使い物にならない。
この先は行き止まり。
ホテルはどこだ???!
…続きます。
おわりに
さて、いかがでしたでしょうか。
今回はメディナの空港に降り立ってから市内を彷徨うまでの模様をお届けしました。
空港から市内に移動するだけでけっこう疲弊しました。。
泊まったホテルやレストラン、スーパーマーケット、それに一番の見どころである預言者のモスクについては改めて記事にします!…乞うご期待?!
★預言者のモスク
(訪問:2023年5月)
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