大分に、豊後森機関庫(ぶんごもりきかんこ)という産業遺産があります。
早速行ってみましょう。
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こちらが豊後森機関庫(ぶんごもりきかんこ)です。
1934年に完成し、1971年に廃止されるまで、およそ40年弱の間、稼働していました。
2009年に「旧豊後森機関区の関連遺産」として近代化産業遺産に認定され、2012年には国の登録有形文化財に登録されました。
ちなみに、機関区とは「動力車の運転,運用,整備,保守にあたる鉄道の現場機関」です(ブリタニカ国際大百科事典より引用)。
建物の前には、9600形蒸気機関車”29612号機”が展示されています。1919年に製造されました。
元々は福岡県にあったものを、2015年に譲り受けたそうです。
そしてこのターンテーブル!
かつては蒸気機関車を回転させるために使われていました。
(蒸気機関車は前後の区別があったため。)
錆び具合がとても良い感じですね。
というか、野ざらしになっているわりには、なかなかきれいな保存状態では?
扇形の建物です。とても素敵ですね。
現存する扇形の機関庫(扇形庫)は、日本には12か所程度しかないそうです。
割れてる窓ガラスも雰囲気を醸し出しています。
機関庫とターンテーブルのツーショットです。
柵があり中には踏み込めないので、外から眺めるのみです。
歴史を感じる朽ち具合です。
廃墟好きにはたまらんですなぁ(ぼくのことです)。
ちなみに周囲は公園として整備されています。
敷地内には、豊後森機関庫ミュージアムもあり、鉄道の歴史を学ぶことができます。
扇形の機関庫が、青空に映えます。
いやぁ、楽しませてもらいました。
またふらっと立ち寄りたいですね。
いつまでも静かに保存されることを願います。
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