かつて香港に存在していた超カオスなスラム街「九龍城砦」。
無法地帯の迷宮であり、興味本位で中に入った旅行者は、二度と出られないとも言われました。
そんな「九龍城砦」の世界が、実は日本にもありました。
それが「ウェアハウス川崎」です!
「ウェアハウス川崎」は言ってみればゲームセンターですが、「九龍城砦」をモチーフに作られており、一歩踏み込めば、そこは非日常の世界。
気になりますね! 一体どんなところなのでしょうか。早速訪れてみましょう。
- ウェアハウス川崎、まさかの閉店?!
- 「電脳九龍城」にようこそ
- 世界観がとにかくすごい!!
- 看板などは、実際に香港から取り寄せたもの!
- 18歳未満は入場禁止。ここは、大人のための空間。
- 摩訶不思議ワールドをより堪能!
- 他のフロアの様子もご紹介
- 出口と書かれた扉の先は......?!
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ウェアハウス川崎、まさかの閉店?!
いきなりですが、「ウェアハウス川崎」は11/17(日)に閉店することが決まっています。
お客様へ大切なお知らせです。誠に勝手ながら、当店は11月17日の23:45分を最後に閉店となることが決定しました。長年のご愛顧ありがとうございました。急な発表で、お客様からのお問い合わせが殺到しておりますので、すぐにお答えが出来ない場合があります。予めご理解のほどお願い致します。
— ウェアハウス川崎 電脳九龍城砦 (@warekawasaki) October 15, 2019
そんな話を聞きつけ、以前からずっと気になっていた「ウェアハウス川崎」に、今回急きょ訪れてみた、というわけです。
JR川崎駅から徒歩10分以内。
禍々しいオーラを放つ異様な外観の建物が現れます。隣のマンションとの対比がすごい。。
知らない通行人とか「なんやこれ?!」って感じでしょうね。
スの電気が切れているのはご愛敬(直さないのは、閉店が近いためでしょうか)。
入口はこんな感じです。
重厚感のある扉により固く閉ざされています。
これがゲーセンですよ。まったく歓迎されてる感じがしません。
「電脳九龍城」にようこそ
プシューッという音とともに開いた扉の先の景色。
「電脳九龍城」
のっけから強烈な世界観のパンチ。非日常の世界にお邪魔します。
ちなみに入場料は無料です!
アミューズメント施設らしからぬ、廃墟としか思えない廊下。
閉店前に駆け込む私みたいな人が多いのか、平日でしたがけっこう混んでいました。
(謎解きゲーム「九龍城極秘計画」も開催されており、そのせいもあったかもしれません。)
エキゾチックなエレベーター。
リュック・ベッソンが好きそうな感じだ。
2Fにやって来ました。
相変わらずのセンス! ただの廃墟やんけ!
なおこの建物、2Fと3Fがゲーセン、4Fが卓球やビリヤード・ダーツ、5Fがネットカフェになっています。
世界観がとにかくすごい!!
?!
2Fのゲーセンです。なんでしょうか、この世界観は!
めちゃくちゃ凄い(語彙力)……!!
これはテンション上がります!
頭上に広がるかつての香港。
写真でしか見たことのない九龍城砦がリアルに再現されていました。
素晴らしいの一言に尽きます!
3Fの一部が吹き抜けになっており、立体的な迷宮感も再現されています。
香港名物の看板!!
朽ち具合がとてもいい感じです。
看板などは、実際に香港から取り寄せたもの!


ところで、看板やチラシ等のアイテムは、実際に香港から取り寄せたそうです。
こだわってますねぇ! どうりでリアルなわけですな。
写真だけ見ると、中国のそのへんの路地。
これが建物の中ですよ?
光明街は九龍城砦にあった通路の一つです。
この看板も、実際に使われていたものかもしれません。
マジでただの廃工場やんけ(褒め言葉)。
自動販売機とUFOキャッチャーまで九龍城砦仕様になっていました。この凝りよう。
もちろんちゃんと動きます。
うーん、どこを切り取っても画になりますね~。
こりゃインスタなんとか映えなんとかですね~。
素敵やん。
ゲームの画面より、頭上をずっと眺めてしまいそう。
18歳未満は入場禁止。ここは、大人のための空間。
時間帯に関わらず、18歳未満の方は入場できません。
これは、ウェアハウスが「大人のためのアミューズメントパーク」をコンセプトとしているためです。
(でも、制服姿もちらほら見かけました。。まぁ……コスプレかな???)
千鳥ノブがロケしたら、クセがすごい!!連呼しまくるんだろうなぁ。
壁の汚れ具合、最高っす!!


これらすべてレプリカ。再現度高い!!
摩訶不思議ワールドをより堪能!
3Fから吹き抜け部分を見下ろしてみましょう。
そして、ここから写真集状態になります。摩訶不思議ワールドをご堪能ください。
洗濯物が干してあります。細部まで凝ってますなぁ。
部屋の中まで凝られている感じでした。写真では分かりづらいですが。
夢中でシャッターを切りました。こんなに楽しい空間はそうそうないですやね。
他のフロアの様子もご紹介


わりと”まとも”なゲーセンのエリア。


卓球台もビリヤード台も朱肉のような赤色でした。クセがすごい!!
プリクラのキャッチコピーとの対比よ。
なんだかよく分からない泉がありました。
謎解きゲームに関係しているであろう、眠り姫がいました。
こっそり盗撮。失礼します!!
出口と書かれた扉の先は......?!
さりげなくちゃんと出口と進入禁止をアナウンスしています。


これが出口。
異世界に通じているんじゃないかと錯覚してしまいそうですが、外はちゃんと川崎でした。
さて、いかがでしたでしょうか。
こんな素敵な「ウェアハウス川崎」ですが、11/17(日)23:45をもって閉店してしまいます。
本物の九龍城砦が姿を消したように、この電脳九龍城も姿を消そうとしています。
こんな世界観、他にはないだけに、とても惜しまれます。
残された時間はそう多くありません。
少しでも興味のある方は、今すぐにでも訪れてみることをおすすめします!
実際に非日常の空気を体感してみてください!
写真で見てもインパクトありますが、実際に訪れるとそれ以上に感動すること必至です!
公式サイト ⇒ あなたのウェアハウス
※ ウェアハウスは、ゲオが運営する、首都圏を中心に店舗展開するアミューズメント施設です。川崎以外にも、面白いコンセプトのお店がたくさんあります。要チェケラ!
JR川崎駅から徒歩10分以内! 異様な外観なのですぐに分かります。笑
(ちなみに、私は行きそこねたのですが、2F男子トイレがかなり強烈だそうです。何が強烈かは、皆さんご自身で確かめてみてください。女子トイレは普通のようです。。)
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