皆さんごきげんよう。
アイルランドの首都ダブリン観光シリーズそのX(何個目の記事か忘れた)です。
前回の記事では、クライストチャーチ大聖堂をご紹介しました。
今回はダブリン城を取り上げます。 Dublin Castle
ダブリン城の誕生は、ダブリンという都市の歴史の始まりでもありました。
それでは早速参りましょう!
いざダブリン城へ
ダブリンの街角から。
目の前の建物の角ですが、まるでやすりで削られたかのように丸みを帯びていますな。
伝統的で都会すぎないダブリンの街並み、とても良きです。
さて、ダブリン城の入り口です。青空に映える時計塔。
ダブリン城は、13世紀初頭に、かつてヴァイキングの砦があった場所に建てられました。
現在残っている建物はそのほとんどが18~19世紀に建てられたものですが、円形の石造りのレコード・タワーは、13世紀初頭に建てられた頃のままです。
Record Tower
めっちゃカラフルだったりもします。
なんでこんなに色とりどりなんでしょうか?
どっかのアウトレットモールみたいですね。
ガイドツアーでGo!
€12のガイドツアーに申し込みました。お姉さんが一つひとつ解説してくれます。
(セルフでも回れますが、見られる場所が限られるため、ガイドツアーがおすすめです!)
まず案内されたのは大切に保護された地下の空間。
ここでは、13世紀の建城当時の壁や、それ以前にヴァイキングが築いた砦の地下遺構を見ることができます。
ダブリンの歴史の始まりがここにあったかと思うと、ワクワクしますね。
ダブリン城の中にあるチャペル・ロイヤルです。 Chapel Royal
かつてはアイルランド聖公会の礼拝所でしたが、1943年にローマカトリック教会になりました。
ゴシック・リヴァイヴァル建築の素敵な建物です。


パイプオルガンも立派ですね。
なお先ほどの地下遺構とこのチャペル・ロイヤルが見学できるのはガイドツアーのみです(セルフで回る場合は、見ることができません)。
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優雅な部屋たちへ
ここからはステート・アパートメントの様子をご紹介します。 State Apartments
現在でも国の式典などに使用されている重要な建物です。
豪華な装飾に彩られた優雅な空間が広がっています。
玉座の間。 Throne Room
ガイドのお姉さんが相変わらず丁寧に解説してくれます。
いきなり座りだしたら面白いのにな~とか思いましたが、流石にそんなことはしませんでした(当たり前です)。
ポートレート・ギャラリー。 Portrait Gallery
歴代の総督の?肖像画が並んでいます。
聖パトリックホールです。 St Patrick's Hall
現在でも大統領就任式などに使われています。
青と黄の色調がおしゃれですねぇ。
ゴシック・ルーム。 Gothic Room
円形のお部屋。ここでハンカチ落としとかしたら楽しそうですね(?)
回廊。クリーム色のやわらかな空間。天井のアーチが美しいですね。
こういう感じの階段、めっちゃ好きです。
手すりの端っこが癖毛のようにくるくるしているのがかわいいですね。
地面を見ると、武器のプレートがありました。
ヴァイキングに由来するものでしょうか。
おわりに
さて、いかがでしたでしょうか。
「ダブリン(Dublin)」は、アイルランド語で「黒い」を意味する「dubh」と、「水溜り」を意味する「lind」に由来します。
かつてダブリン城の裏手の庭にあった”黒い水溜り”から来ていると言われています。
ダブリン城の歴史はまさにダブリン発展の歴史そのもの。
(ダブリンの発展がなければあのギネスビールも生まれていなかったでしょう!)
皆さんもぜひ訪れてみてください!
■住所:Dublin Castle, Dame St, Dublin 2
ダブリン城は市内の中心部に位置しています。
徒歩圏内にはクライストチャーチ大聖堂や聖パトリック大聖堂などもあり!
ぜひ他の観光スポットと併せて回ってみてください!
公式Webサイト ⇒ https://www.dublincastle.ie/
バイキング 世界をかき乱した海の覇者 (ナショナル ジオグラフィック別冊)
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