2021年9月30日に閉館予定の京急油壺マリンパークに行ってきました。
最初で最後の訪問になりましたが、とても良かったです。
中でもいるか・あしかショーは圧巻でした。
今回はメモリアル的な記事です。
京急油壺マリンパーク、53年の歴史に幕
京急油壺マリンパークは神奈川県三浦市にある水族館です。
魚そのものの生活状態の再現や、魚の感覚の鋭さをショーに仕組んで見せるという、全く新しい構想の水族館として、1968年4月27日に開館しました。
開業当初は「サーカス水族館」として人気を馳せました。
また同時に相模湾における海洋生物研究の重要拠点でもありました。
しかし時代とは移り変わるもの。
気付けば、横浜・八景島シーパラダイスや新江ノ島水族館といった競合水族館が県内に次々と開業していました。
京急油壺マリンパークの入場者数は年々減少。
そうした状況の中、施設の老朽化が進み、維持管理が困難になったことが決定打となり、閉館が決まりました。
圧巻のいるか・あしかショー
目玉のいるか・あしかショーは圧巻でした。
一通り演目が終わったかと思いきや、53年の歴史を振り返る展開に。そこから幕が下りるまでの流れは本当に感動的でした。
スタッフの皆さんの思いがひしひしと伝わってきました。
イルカたちもあしか君も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
イルカのうち2頭は、全国で飼育されているイルカのうち2番目、3番目に高齢で40歳ほどだそうです。
ずっと昔からこのパークで人々を楽しませてきたんですね。
でもそれももうおしまい…。ジーンと来るものがあります。
あしか君のパフォーマンスも素晴らしかったです。
真剣白刃取りなどのユニークな演目はマリンパークならでは。
大ジャンプ!!
お姉さんの「秋の公演に向けて練習してきたパフォーマンスを少しだけお見せします」というセリフが切なかったです。
それでも懸命に頑張るあしか君の姿に心を打たれました。
会場からは割れんばかりの拍手が!!ありがとう!!
スポンサーリンク
見所がいっぱい詰まったパーク
いるか・あしかショー以外のプログラムや展示もどれも面白かったです。
レトロで手作り感のあるこちらのコーナーでは、“魚の学校の授業風景”をテーマにした魚のパフォーマンスが楽しめます。
ペンギン君。めっちゃ活発に泳いでいました。
かわうそ君。かわいいなぁ。どこ見てるんだろ??
めっちゃ迫力のあるサメ。
まるでメリーゴーランドのように同じところをぐるぐると回り続ける魚たち。
ちっこくてかわいいなぁ。
魚のツーショットとフクロウのツーショット。
魚は、小さいほうが大きいほうにちょっかいを出しているようでした。
フクロウは…寝てる??
シュールさ漂う田んぼの展示もありました。
小さな敷地に見所がいっぱい詰まった京急油壺マリンパーク。
53年間お疲れさまでした。ありがとう、そしてさようなら。
おわりに
私は滑り込みで9/26(日)に訪れました。
閉館前の最後の日曜ということもあり、めちゃくちゃ混んでいましたが、なんとか入場制限に引っかからずに見て回ることができました。
京急油壺マリンパーク、最高の水族館でした。
最初で最後の訪問だし元々思い入れなんてないはずなのに、なんだかめちゃくちゃ感情移入してしまいました…。
スポンサーリンク
【あわせて読みたい?? 旭山動物園ではペンギンたちが散歩!】
【埼玉でムーミンに会えるテーマパークといえば?!】