ベトナム(Vietnam)の首都ハノイ(Hanoi)市内に、ロンビエン橋(Long Biên Bridge)という橋があります。
1902年にフランスが建設した、紅河(ホン川)に架かる全長1,700mの鉄橋です。
ベトナム戦争時には幾度となく米軍の爆撃を受けましたが、その度に修復され、今日でも使用されています。
建設から120年近く経ちながら、未だに現役の鉄橋。
一体どんな橋なのでしょうか。早速訪れてみましょう!
バイクが多く行き交うハノイの道路。
まさにベトナムという感じの光景ですね。
見えてきました、ロンビエン橋です。
錆びまくっていますね。かなり年季が入っている様子が伺えます。
スポンサーリンク
早速歩いて渡ってみましょう。
線路の脇に歩道があり、バイクも通行できます(自動車はNG)。
なにやら写真撮影をしているカップルがいました。
たもとには、市場が広がっていました。
東南アジアの市場をだらだらと散歩するの、好きなんですよね~。
バイクがひっきりなしに通行しています。
カメラを向けると、手を振ってくれる人もいました。
左手には、バラックの要塞が広がります。
スラム的様相を呈しています。
私が歩いている間は、写真に写っているおばあちゃん以外、誰も見かけませんでした。
静かなもんでした。
左の写真:マットやら何やらが投げ出されていました。ありゃなんだ。。
右の写真:スラムとは反対側の建物。ベトナムの建物は縦長が多いですね。
この辺りはなんだかよく分からないエリアでした。
河川敷にさしかかる地点です。ここもまた、スラムっぽい感じでしょうかね。
よく分からないエリアを抜けると、河川敷です。
ちらほらと小屋が建てられているのが見えます。
バイクが途切れることはありません。
ちなみに1980年代半ばまでは、バイクや歩行者のほか、自動車の通行も可能でした。
1986年、約2km下流にチュオンズオン橋という大きな橋が完成すると、自動車とバイクの通行は禁止になります。
しかし、あまりにチュオンズオン橋の渋滞がひどいため、2005年以降、ロンビエン橋は、再びバイクのみ通れるようになったのです。
住民にとって重要な生活道路というわけですね。
橋の中腹あたりに、わずかに広くなったスペースがあり、休憩している人たちがいました。
野菜などを売っている人もいました。
こういう発想、良いなぁと思います。私も一緒にトウモロコシ頬張りたいです。
スラムゾーンでだるそうにしていた犬の写真で締めたいと思います。
強く生きろ!!
橋の地図を貼っておきます。
ロンビエン橋は、ハノイ市街地の北部に位置しています。
他の観光地と併せて徒歩で回ることが可能です。近くには旧市街が広がります。
私は旧市街地側からアプローチしました。
皆さんも、ぜひ散歩がてら歴史ある橋を訪れてみてください!
(今回、私は途中で引き返しました。次に訪れるときは渡り切りたいですなぁ。)
訪問:2015年1月(写真も当時のものです。バラックの要塞、今どうなっているのかなぁ。)
食と雑貨をめぐる旅 悠久の都ハノイへ (旅のヒントBOOK)
スポンサーリンク
【香港からハノイを陸路で目指したときの記事です↓】