香港の風物詩といえば、何でしょうか??
超過密状態のビル? 横に飛び出した大量の看板?
以前記事にした角の丸いビルなんかもそうですね!
今回は、香港島を走る二階建て路面電車(トラム)を取り上げます。
ただひたすら二階建てトラムの写真を貼っていくだけの記事です。
生産性ははっきり言ってゼロです!
それでは早速参りましょう!
長方形の縦長車両! 香港トラム(Hong Kong Tramways)です。
香港島の北部を東西に走っています。
香港では、二階建てバスも多く走っています。
写真では、両サイドはバス。同じフォルムですね。
スポンサーリンク



香港トラムは、1904年の開通以来、100年以上に渡って走り続けています。
二階建てトラムは世界的にも珍しく、香港以外では、イギリスとエジプトのそれぞれ一部でしか走っていません。
また、全車両が二階建てなのは香港トラムのみです。
ジャッキー・チェンが好んでアクションに使いそうですねぇ。
ビルから車体の上に飛び乗って~、みたいな光景が目に浮かびます。
まぁ、彼はどちらかというとバスで闘いがちですね。
「ポリス・ストーリー/香港国際警察」のバス・チェイスは伝説。
背後のビルの足場もジャッキー好きそうだなぁ。




色んな車体があって楽しいです。
香港トラムは、全部で165もの車両、120もの停留所があります。
狭い香港島をひしめくように走っています。



乗り方諸々をさらっと。
運賃は一律HK$2.6です(2019.9現在)。日本円で30~40円程度。安い!!
日本の市電であるような乗り換え運賃はありません。
後払いです。現金かICカード(オクトパスカード)で支払います。乗車時は特に何もしません。
(ちなみにオクトパスカードは、日本でいうSuicaのようなものです。)
現金支払いの場合、お釣りはでませんので、注意しましょう。
(小銭がないときは多めに払うのもあり。)
停留所のアナウンスはありませんので、降り過ごさないように気を付けましょう。
とはいえ、停留所の間隔は約250mと非常に短いので、一つや二つ間違えても、問題ないと言えばないです。


ちなみに、4-Day Pass(4日間乗り放題パス)なんてのもあるようですが、料金はHK$34と、14回以上乗らないと元が取れません。
4日間で14回以上……この謎のニーズを満たす方は、ぜひお買い求めください。
まぁ、HK$34といっても、たかだか日本円で440円~480円程度なので、あまり気にするレベルではないかもしれませんが。
香港の物価から考えても激安です。
2階の様子。景色がとても良いです。
降りる停留所が迫ってきたら、早めに1階に降りましょう。
なお、階段はなかなかに急なので気を付けてください!
(しかしジャッキーにとってはアクションし易そうだ。)


右の車両(120号車)は、戦前に製造されていた第4世代の車型を保つ唯一の車両です。
"120"と記されているのが見えますね。
たった1両だけの存在なので、見かける機会は少ないです。
(私は当時第4世代の存在など知らず、適当に撮りまくっていた中の一つが偶然にも120号車でした。ラッキーでしたわ。。)
120号車以外の現在の車両は、第6世代あるいは第7世代となっています。



次から次へと通り過ぎていくトラム。
いつまでも見ていられるなぁと思います。


二階建てトラムは香港島の日常の一部になっていました。
今日も香港トラムは、香港島をひたすら行ったり来たりしているのでしょう。
というわけで、今回の記事は以上です!
いかがでしたでしょうか。
路面電車は風情があって良いですよねぇ。
皆さんも香港に訪れた際は、お気に入りの二階建てトラムを探してみてください!
香港トラム公式Webサイト ⇒ https://www.hktramways.com/
(上記サイトから路線図を抜粋) ⇒ https://hktramways.com/en/interactive-map/
シルバニアファミリー タウンシリーズ 街のおでかけトラム TV-01
スポンサーリンク
【次の記事も併せて読みたい?!】