前回は新市街をちょこまかと動き回りましたが、今回は旧市街を中心に見て回ります。
ヴァーツラフ広場とカレル橋の間に位置するのが旧市街広場です。
600年の歴史を持つプラハの天文時計は必見!
前置きはそこそこに、早速参りましょう!
歴史あるプラハの旧市街広場へ
新市街を堪能したあとは、旧市街をめぐりましょう。
歩いているだけでドラマのワンシーンになりそうな街並みをゆきます。
広場に至る細い路地。アシンメトリーのアーチが素敵だなぁ!
あの部分を間借りして住みたい。
これが旧市街広場(Old Town Square)です!奥の工事中の建物は、バロック様式の聖ミクラーシュ教会(Kostel sv. Mikuláše)。
左手の建物は、プラハの天文時計を持つ時計塔。
そして振り返ったところにある双塔の建物は、ゴシック様式のティーン教会。
正式名称はティーンの前の聖母マリア教会(Church of Our Lady before Týn)。かつて裏側に税関(ティーン)があったため、このように呼ばれているのだとか。
観光中のセグウェイ集団がたむろっていました。ティーンの前の聖母マリア教会の前のセグウェイ集団!!
セグウェイで旧市街めぐりとか絶対楽しそう。
広場の中心にあるのがヤン・フス像(Jan Hus Memorial)。
宗教改革の先駆者的存在でしたが、1415年にローマ教会によって処刑されました。
(ルターやカルヴァンらが宗教改革を行うのは、それから100年も後のことです。)
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600年の歴史があるプラハの天文時計
そしてお待ちかね、これがプラハの天文時計(Prague Orloj)です!
文字盤がめちゃくちゃ素敵ですね。時間だけでなく日、曜日、月、年、星座や天体の位置なども知ることができます。
その製作は1410年まで遡ります(諸説あり)。600年もの間、何度も動きを止めながらも、時を刻み続けています。
映画「鑑定士と顔のない依頼人」では、”旧市街広場にある”という設定の”店内に大量の時計があるカフェ”が登場しますが、実際には存在しません(ロケが行われたお店はプラハの別の場所に実在しますが、大量の時計はありません)。映画を知らない方は「は?」って感じですよね、すみません。
この空間、素敵すぎやしませんかね!
歴史ある広場と建築物を肴にピルスナー・ウルケル(Pilsner Urquell)を飲みまくりたいです!(ピルスナー・ウルケルは、チェコ発の私公認世界一おいしいピルスナーです!)
※チェコでは屋外での飲酒は禁止されているのでご注意ください。念のため。
広場の散策は音楽付き!楽しそう~。
旧市街広場付近には美術館や博物館もたくさんあります。
旧市街広場からカレル橋へ
旧市街広場を離れ、カレル橋(Charles Bridge)を目指します。
石畳の境目がかわいくて素敵でした。マンホールをぐるりと取り囲むバウムクーヘン型の石畳もいい感じ。
I LOVE タイマッサージ!!
なんかワロタ。中世の世界から一気に現代に引き戻された感じです(もしかしたら中世の人たちもタイマッサージ好きだったのかもしれませんが)。
プラハ市内を流れるモルダウ川(ヴルタヴァ川(Vltava))は、チェコ国内最長の川です。
架かっている橋は、これから渡るカレル橋。神聖ローマ皇帝のボヘミア王カール4世の命により、1402年に完成しました。石造りのアーチは16連。
橋塔。見事なゴシック建築です。
チケットを購入することで上まで登ることができます。
川の向こう側に広がるのはマラー・ストラナ(Malá Strana)と呼ばれるプラハ歴史地区の一つ。
丘の上に位置するのはプラハ城(Prague Castle)。さしずめ城下町といったところでしょうか。
てくてく歩いていきましょうか。
観光客で賑わっています。写真や絵画を売る人やパフォーマーもいました。
橋の左右には15体ずつ、合計30体の彫刻が並んでいます。
深夜、誰も橋を通らない時間帯に彫刻がみんなで踊ってたら面白いね。トイ・ストーリーみたいに。
橋からの眺めは抜群。美しいプラハの街並みを思う存分堪能できます。
空の青さと川の青さに挟まれたオレンジ色の屋根がとても素敵ですね!
さて、橋の端が近付いてきました。続きは次回の記事としましょう!
カレル橋はプラハ観光の要所です。徒歩圏内に多くの見所あり!
おわりに(第3弾に続きます)
さて、いかがでしたでしょうか。
チェコ共和国(Czech Republic)の首都プラハ(Prague)を散歩するシリーズの第2弾をお届けしました。
プラハの町並みは本当に素敵ですよね。何度でも訪れたいです。
次回の第3弾では、カレル橋を渡った先にあるプラハ城などを巡ります。ゆる~くご期待ください!
(訪問時期:2015年2月)
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【東南アジアの橋はどんな感じ?】